浅草をこよなく愛した永井荷風の没後50年を記念して、浅草東洋館で玉八師匠等を迎えた講談が来月16日に行われる。以下東京新聞より。
東京新聞 9月6日
没後五十年を迎えた作家・永井荷風の生きざまや作品を、講談と幇間(ほうかん)(たいこ持ち)芸、舞踊でたど る公演が来月十六日、台東区浅草一の東洋館である。一昨年から始まった「下町芸能大学」の第三回。場末で働く女性などにも愛情を注ぎ、好事家などとやゆさ れた荷風だが、この公演では、戦争に対する荷風の鋭い批判眼なども浮き彫りにする。 (丹治早智子)
出演は女性講談師の神田蘭さん、幇間芸を伝える数少ない芸人の悠玄亭玉八さん、舞踊家の月丘雪乃さん。
神田さんは作家・野上周の新作「荷風先生ここだけの話」に挑戦。長編講談で荷風文学の神髄と素顔に迫る。

幇間は、客と芸者の間を取り持って座を盛り上げる。玉八さんは「お声がかり四畳半襖(ふすま)の下張」と題し、劇場ならではの“お座敷芸”を披露する。
荷風は浅草のストリップ劇場に出入りし、楽屋で踊り子たちと交流を重ねた。今回はストリップ出身で、現在は昭和のレトロ感あふれる踊りを追求し独自の活動を続ける月丘さんが、荷風の作品「〓東綺譚(ぼくとうきだん)」の世界を艶(つや)やかな舞で表現する。
十月十六日午後六時半開演。前売り二千五百円。問い合わせは、東洋興業=(電)03(3841)9606=へ。
※〓は、さんずいに墨
東洋館公式サイト
http://www.asakusatoyokan.com/
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